
つまり単純に規模の拡大を目指しても事業に携わっている人達は本当に仕事を好きでやっている訳ではない。これでは真に良いサービスが提供できる筈はない、従って自分にとっては脅威ではなく逆にチャンスが生まれるということでした。
一見独善的とも聞こえますが、ここまで言い切れるという裏には自分達がサーブしているお客様に満足を提供できているという誇りと自信をうかがい知ることができました。
企業に働く全員が理想的には「好き」で仕事をやれる状況が作れれば、それはかなりの企業と言えるのではないでしょうか?繰り返しますが、「好き」ということは独りよがりや、趣味で仕事をすることではありません。一緒に働く仲間、お客、社会に喜んでもらえることで自分も満足を得て「好き」という感覚が生まれるのではないか、と思った次第です。自分の人生を振り返ってみると、決して仕事が嫌いだった訳ではありません。しかし積極的に「好き」だったかと問われると「イェース」と自信を持って言えるか確かではありません。会社の成長が難しくなり、量より質が求められている今日、心から「好き」で仕事ができるような会社にすることが何より大切ではないでしょうか?
(鶴見)